全家研ポピーとは何ですか?

全家研(全日本家庭教育研究会)は、京都大学元総長・平澤興先生を中心に設立されました。幼児、小学生、中学生を対象とした家庭学習教材「月刊ポピー」を発刊し、お子様に家庭における学習習慣を身につけていただくことを目指して活動しております。

全国に全家研ポピー支部を設置し、ポピー支部には全家研の趣旨に賛同したお母さん方がポピー教育モニターとして参画し、その方々を中心に教材のお届けや教育相談、教育講演会などの教育に関する事業を行っています。

全家研について
全家研(全日本家庭教育研究会)は、1973年に発足以来、 お母さん方からの共感の輪に支えられ、「月刊ポピー」を通じて、草の根の家庭教育運動をたゆまずに展開してきました。

全家研の 本部では、教材「月刊ポピー」の企画が行われ、全国の支部および 教育モニターを通じて、各会員のご家庭へお届けしています。 また、全家研では独自の「教育対話制度」により、教職経験豊かな「教育対話主事」の先生を中心として、全国の会員を対象に、子育て・教育相談、教育講演会、母親セミナー、ポピー教室などを実践し、きめ細やかな家庭教育への支援を行っています。

 

理念
ポピーは、「家庭教育五訓」を理念として教材を制作し、皆さまにお届けしています。

一、親は、まず、暮らしを誠実に
親がいいかげんなくらし、ごまかしたくらしをしていながら、子どもにだけ、よい習慣や勉強を求めてもだめです。

誠実なくらしとは、自分の職業や仕事を、まじめに心をこめてすることで、その中には、また、自ら考えるとか、人から聞くとか、やはり広い意味での勉強も必要です。

 

二、子どもには、たのしい勉強を
ここで大切なことは、子どもに無理な注文をしないことです。どのようにたのしい勉強をさせるか。これには我慢や工夫が必要です。

自分から進んで勉強し、自分に合った勉強法を身につけるためには、毎日、勉強を続けることです、それだけで、よい習慣づくりになります。

 

三、勉強は、よい習慣づくり
勉強の習慣が、ほんとうに身につけば、よい習慣づくりのもとになります。 生活の面でも、学習の面でも、それが習慣にならないと、ほんとうに身についたとはいえません。

 

四、習慣づくりは、人づくり
子どもにとって、生活と学習は不即不離であります。 勉強のよい習慣も、生活のよい習慣も、それらは互いに交流して、おのずから人間づくりにつながります。

 

五、人づくりは、人生づくり
人間ができれば、おおよそ、ほんとうの望ましい人生が与えられると思います。

この「家庭教育五訓」は、全家研・初代総裁の平澤興(ひらさわ こう)先生が子どものたくましくすこやかな成長を願って、祈りをこめてお考えになったことばです。

全家研は、この精神を受けて「楽しい勉強」「学習の習慣づくり」を大切に考え、学齢や学習目的に合わせた家庭学習教材「ポピー」を、
40年にわたってお届けしています。